teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


スレッド一覧

  1. ニャさんのオーディオ掲示板(0)
スレッド一覧(全1)  他のスレッドを探す 

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成

新着順:18/794 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

モノアンプ改造 (17)

 投稿者:ニャ  投稿日:2019年 5月 4日(土)09時38分12秒
  通報 返信・引用 編集済
  周波数特性の調整が概ね完了した。

高域周波数特性はOPTの特性上にF=68kHzに共振点が有りこの為NFBを掛けると
強烈なピークが発生する。

此を抑え込む為に微分補償、積分補償を適宜行って周波数特性抑える。
この時、F=10kHzの矩形波も応答を観測して出来るだけ綺麗な応答波形にする
のだが本機のOPTの様に低い周波数に共振点を持つ場合なかなか綺麗な応答波
形にならない。

この為周波数特性が概ね綺麗になった時点で負荷条件をR=∞、容量負荷のみで
インディシャル応答波形を観測して不安定な動作が生じない様に調整する。

この場合、高域周波数でNFBループゲインを減少させる事に成り高域周波数で
の負帰還量が減って歪み率が悪化するので安定度、矩形は応答波形の中耳都度、
及び歪み率データをトレードオフして最適値に追い込む。

次に低域周波数特性の調整をする訳だが周波数が頗る低いので先ず測定に困難
を伴うが低域周波数ではOPTの等価回路が比較的簡単なので計算である程度予
測する事が出来る。

この様な場合にSPICE等のシミュレーションツールを使って調整を行うと労力
を掛けずに効率的に使え作業が行える。

以下写真(1)はSPICEで高域、低域の周波数の応答をシミュレーションした
物である。写真(2)はサーボアナライザで特性を実測した物である。各写真
の真ん中のデータはF=10Hz以下に+0.05dBのピークを生じているので再度調整
を行って一番下の特性に落ち着いた。低域周波数ではアナログレコードの反り
等で混変調歪みの原因に成る事が有るので注意が必要である。

低域周波数ではOPTの磁気飽和の問題も有るので必要以上に周波数特性を伸ばす
のでは無く早めにカットした方が良い様に思う。
本機の様にアンプのループ内でスタガリングの関係で必要以上に帯域が伸びた
場合には入力に帯域制限用のフィルタを介挿するのが望ましい。
 
 
》記事一覧表示

新着順:18/794 《前のページ | 次のページ》
/794