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次に、順番が前後するが6GB8ULCF-PPSTA(2号機)も改造調整が完了したので
データを公開する。先日の外観写真ではNO.0に相当する物(OPTがガンメ
タ塗装)である。
NF5095で測定した周波数特性は3Hz~135kHz(0/-3dB)
で之より高い周波数でF特の落ちが大きくなった。
次にカソード負帰還が5.0dB程掛かった状態でオーバーオールのNFBを
外した開利得はAoL=44.98dB(1kHz)、AoR=45.97dB
(1kHz)でオーバーオールのNFBは凡そ19~20dB位となる。
従って全負帰還量は24dB~25dBに成った。之はDF(ダンピングファ
クタ値)が20以上有るので判る。
THD+Nは最小値でTHD+N=0.0023%位まで下がっている。
データは添付していないが(詳しくは改造レポート参照の事)インディシャル応
答を見ても純容量負荷で0pF~2.2uFまで負荷コンデンサを変化させても
アンプは不安定に成る事は無い。少し安定度の取り方に工夫が有る。
本機のOPTは概ね良好で3号機の様な不具合は無い。全体に高域周波数で狭帯
域に成っており位相補償が楽なので10kHzのTHD+Nが3号機より良好で
ある。何れも問題になるレベルでは無い。
消費電力はAC=103.8V、Pc=225.5Wであった
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