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300BSステレオアンプの改造(21)

 投稿者:ニャ  投稿日:2020年 7月 4日(土)14時28分46秒
  通報 返信・引用 編集済
  アンプの動作は概ね良好である事が確認出来たが、肝心の歪率が思ったより下がらず
苦戦している。
色々と原因の調査を行って判った事は、本機の場合終段にカソード負帰還を掛けた処
ドライブ段との歪打消しが上手く行っていない様子である事が判明した。

実際にドライブ段迄の歪率を測定すると当方の初見での印象は歪率の値が驚く程大き
いと云う事で有った。歪成分は主に2次歪で300Bと歪の打消し動作に関与するドラ
イブ球の12BH7Aの動作点を多少ずらしても、プレート負荷抵抗を変化させても殆
ど効果は見られない。全く処置無と云った感じである。

そこで過去の雑誌での300Bシングルアンプの製作例に付いて調べて見たが雑誌掲載の
記事は殆どが作ってやれやれでハイ御終いの記事ばかりで真面なデータは故武末数馬氏
のレポートだけの様で後のは全く話にならない代物で(当方が雑誌を買わなくなったの
もつまらないからであるが)製作記事の読み物としては面白いかも知れないがハッキリ
言ってカスであると思う。

故武末氏の製作例でも周波数帯域端で歪の打消しが外れる事に関して調査した記事でド
ライブ段に12BH7Aを使った時のドライブ段以前の歪率データが公開されているが当
方の測定と同じ様な結果が出ていた様で、行間から推測するに氏の愕然とした様子が垣
間見える感じで有る。その後、氏が12BH7Aをドライブ段に使用しなくなったのも頷
ける処である。

確認の為、300Bの動作点をずらし出力波形が非対称になるようにして2次歪を大量に発
生させるとアンプのオーバーオールの歪率が可成り低下して歪打消し効果の発生する事
からも判る。要するにドライブ段の12BH7Aの歪率が悪すぎると云う事である。

以上の考察よりドライブ段の球をもっと直線性の良い球に変更する事にした。第一弾と
して6FQ7辺りからテストを開始する事にした。

6FQ7の負荷曲線のグラフを示すが、12BH7Aに比べて10dB以上低歪率になる
事が判った。

当初、中間段の測定用で電子電圧計をオーディオアナライザのプリアンプに使う事を考
えたが歪率が悪くて使い物にならない事が判ったので、以前から欲しいと思っていたオ
ーディオアナライザでは測定出来ないアンプの中間段の特性測定用の高インピーダンス、
高電圧入力が可能なアンプを試作してみた。

一応入力インピーダンスは10MegΩ、最大入力電圧V(P-0)=700Vである。使い勝
手を考えて差動入力にも対応出来る様にした。
 
 
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