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一応配線が完了して通電チェックを始めた。
消費電力はAC100V、2.7W(max)であった。
電源トランスはテクニクスSH9010Eの御下がり、ケース以外は手持ちの部品を流用
して仕上げた。
本機製作の目的は真空管アンプの内部回路の特性測定をやる為である。
普通、AC電子電圧計を使えば良いと思われるが、電圧計内部のアンプの性能が貧弱
で之を通すと歪率など測定出来ないので、新たにオーディオアナライザの前置アンプ
として作成した。
入力電圧はDC+ACpeak=1.1kV、であるのでUV211のプレート電圧も其の儘、測定出来
る。入力インピーダンスは1MegΩとした。
THD+N≦0.003%/100Vrms(1kHz)であるので真空管アンプには十分な性能であると考
えている。周波数特性は以前に掲示公開した通りである。
写真(上)正面から見た図、(下)内部写真
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