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6GB8PPCFSTAの測定(3)

 投稿者:ニャ  投稿日:2021年 7月16日(金)14時14分21秒
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  6GB8UL-Cf PPSTAの特性データの続きを示す。
出力トランスがLux OY-36-5(標準仕様)である為、カソード帰還巻き線が無いので2次巻き
線を使って0-4Ω、4Ω-16Ω巻き線を使ってカソード負帰還を実現した。

この様な面倒臭い事をしたのは高域歪み率の低減を図るのが目的であったがF=10kHzの歪み率
で約8dB位の歪み率の低減効果が図れた。

概ね所期の目論見は成功したかと思ったが、F=100Hzの歪み率を見ると判る様にPo=15W/8Ω
位から歪み率カーブが不連続的に増加する異常な現象が観測された。

当初、正帰還と負帰還を併用して掛ける少々危うい回路方式を採用していたので、アンプの
内部で局部発振が起きた事を疑ったがオシロスコープの波形観測では確認出来ないので久し
振りに高周波まで測定観測出来るHpのスペクトラムアナライザまで投入して原因を調べた
が結局、発振現象では無い事が確認できた。

其れから2日程掛かって考えられる原因を一つずつ潰して行き、結局出力トランスの不平行
電流の増加に因る磁気飽和が原因である事が判った。

Po=15W位から出力管の電流平行度が怪しくなってアンバランス電流が急撃に増加する為、前
述の様な挙動が発生した様である。

詳しい解析を行って確認したデータも有るが掲示板で公開する様な物では無いので簡単に原
因について結果だけを記載して置きたいと思う。

LuxのOYシリーズ出力トランスは不平行許容電流が少ないので之に引っ掛かった様である。

元々改造前のアンプでは本機と同じOPTと真空管を使っていて問題は無かったので原因と
して考えられるのは2次巻き線を使ったカソード帰還と云う事になる。以下次回。

(上)周波数/位相特性図、(中)THD+N(F=1kHz) 対出力(8Ω)特性図、(下)
THD+N 対 周波数(8Ω)特性図である。
 
 
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